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文学で読んだ本・聴いた本

蔦重の教え

文学 Audible

現代のサラリーマン「タケ」が江戸時代中期にタイムスリップする物語。
蔦重(蔦屋重三郎)は江戸時代のメディア王、出版王で、大河ドラマ「べらぼう」の主人公でもある。
蔦重に拾われた「「タケ」」が、江戸時代で人付き合いやビジネスの方法を学んでいく。
江戸時代の文化、生活も学べるし、ビジネス本として現代でも通じる内容もある。
大河ドラマ「べらぼう」も見ていれば、感情移入もできるし、イメージもしやすい。

イクサガミ 人

文学 Audible

イクサガミの続編・3作目。
明治・東海道バトルロイヤルの静岡から横浜あたり。
京八流の謎が明らかになり、兄弟が協力していくようになる。
最後、東京に向かう陸蒸気(蒸気機関車)のところは、ゴールデンカムイの最後と似てる感じがした。(時代的にはゴールデンカムイが少しあと)
3部作の予定だったけど、3部で終わることができず4部「神」が発売される予定。

まいまいつぶろ

文学 Audible

江戸幕府・九代将軍、徳川家重とまわりの人々の物語。
生まれつき障害のある家重がなぜ将軍にしたかなど、父・八代将軍・吉宗の思いなども描かれる。
江戸中期の平和な世の中では、障害のあるなし、能力のあるなしにかかわらず長子相続により後継者争いをおこさせない、幕府の安定のほうが大切だった。
優秀だから弟を将軍にするという前例ができると、「自分のほうが優秀なのに」、「次男のほうがふさわしい」などと野心によって派閥ができたりして、幕府が不安定になってしまう。
家重は体は不自由だが、頭は優秀だったという前提だが、史実はどうなんだろう。
家重の言葉を唯一聞き取ることができる大岡忠光の葛藤なども面白い。
家重の口にはなっても目や耳にはならないことを貫いたのは大変だっただろうと思う。
まいまいつぶろは、カタツムリのこと。

吾輩は猫である

文学 Audible

タイトルは知っていても読んだことがなかった本を読んでみた。(聞いてみた)
2.5倍速で聞いたけど、それにしても結構長く、だいぶ流して聞いてしまった。
落語みたいな感じの小咄がずっと続くような感じ。
無理に全編通して読むより、話ごとに区切って読んだほうがいいかもしれない。
明治時代の作品なのに、海外、古代のたとえが多くでてきて、夏目漱石の知識がすごいと思う。

眠れないほどおもしろい源氏物語: 千年読みつがれる“恋のドラマ”が90分で読める!

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紫式部による『源氏物語』の解説本。
物語を時系列ではなく、登場人物ごとに紹介し、どんな人なのか、どのように描かれているかがわかる。
源氏物語の入門編、読んでみたけど誰が誰だかわからなくなった人にはいいかも。
すでに知っている人や、もっと深く知りたいという人には退屈かも。

眠れないほどおもしろい紫式部日記 「あはれの天才」が記した平安王朝宮仕えレポート!

その他 Audible

『源氏物語』の著者・紫式部の日記の解説本。
これも大河ドラマ「光る君へ」を見ていたので、エピソードがイメージしやすかった。

眠れないほど面白い『枕草子』: みやびな宮廷生活と驚くべき

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清少納言、枕草子の解説本。
段ごとに超現代語訳(著者の想像も交えてわかりやすい言葉で書かれた訳)、原文、現代語訳で構成されている。
受験のために古文とかを学ぼうとしている人にはいいけど、枕草子の内容だけ知りたいという人に同じ内容が繰り返されるのでちょっと冗長かも。
「光る君へ」を見てたから登場人物をイメージしやすかったけど、見てないと誰が誰なのかわからなくなりそう。
姥捨山みたいな物語が枕草子にも書かれているんだとはじめて知った。

ひゃっか!

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歴史小説家・今村翔吾による現代小説。
高校生が「花いけバトル」(ステージ上で華道、生け花をして対決)の全国大会を目指す物語。
青春ストーリーで物語の展開が古典的で「多分〇〇だな」と読めるところもあるけど、それはそれで悪いわけではない。

風待ちの四傑 くらまし屋稼業

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くらましの物語と「夢の国」蝦夷の物語が行ったり来たりして、ちょっと混乱する。(Audibleで聞き流しだから)
内容的にまだ続編がありそうだけど、現時点ではここで完結。

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