その他で読んだ本・聴いた本
オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る
その他 Audible台湾デジタル担当政務委員のオードリー・タンさんの本。
台湾の歴史的なことや生い立ち、実績なんかがわかる。
コロナの封じ込めに成功したデジタル大臣というイメージだけだったけど、台湾はSARSの経験もあったから、コロナで迅速な対応ができたのもあったという。
子供の頃からインターネットで世界中の人とつながっていて、中学で学ぶことはないと中退。
中学でビジネスをしていたらそうなるわな。
1%の革命 ビジネス・暮らし・民主主義をアップデートする未来戦略
その他 Audible参議院選挙で当選した、チームみらいの安野貴博さんの本。
これは都知事選のあとに書いた著書。
都知事になる前提で書いたものなので、国会議員としてのものとは違うけれど、既存政党とは異なる政策で期待できる。
実際に政策が実現できるかは、面倒な調整が必要なんだろうけど。
NEXUS 情報の人類史 下: AI革命
その他 Audible「NEXUS 情報の人類史」の下巻。
AIは歴史上はじめて自分で判断できるテクノロジー。
活版印刷も蒸気機関もパソコンも、人類の進歩に貢献したが、人間の指示は必ず必要で勝手に判断をくだすことはできなかった。
AIは感情をもたないし、制御もできないので、Facebookのアルゴリズムがミャンマーのロヒンギャ問題を加速させたような問題がおきる。
NEXUS 情報の人類史 上: 人間のネットワーク
その他 Audibleサピエンス全史、ホモ・デウスなどと同じ著者の本。
聖書、魔女狩り、クラーク(裕福な農民)狩りなどの例で解説されている。
魔女狩りの例では魔女なんていないのに、魔女裁判がおこなわれ記録が残っていくことで、それが事実になり、それを疑うことができないものになっていく。
共同主観が強化されて、誤りを認めることができなくなっていく。
聖書は誤りを認めた時点でキリスト教自体の否定になってしまう。
カトリックのローマ教皇が過去の罪を認めても、聖書自体の誤りを認めるわけではなく、それぞれの司教などの解釈、行動の誤りとすることで秩序を守っている。
誤りを認めて改善するということはできない。
いちばんわかりやすい 北欧神話
その他 Audible北欧神話の勉強。
いろいろな物語やゲームのモチーフになっていて、知っている名前がよくでてくる。
オーディン、トール、ヴァルキューレなど。
いちばんわかりやすい インド神話
その他 Audibleインド神話について勉強。
ハヌマーンが孫悟空だったり
スリランカが鬼ヶ島だったり
中国や日本の神話、昔話にも影響を与えていることがわかった。
Audibleのデジタルバイスはあまり気にならないどころか、結構、自然な人間の声に聞こえる。
2.5倍速だからかもしれないけど。
眠れないほどおもしろいやばい文豪
その他 Audible有名な文豪の生き方などをまとめた本。
ほとんど女、酒、薬物、自殺と、とんでもない人ばかり。
こういう人じゃないと小説は書けないのかと思うくらい。
教科書にのっている作品の作者でも、その作者の生涯は教えられないだろうな。
東京改造計画
その他 Audibleコロナ禍の2020年に発売されたホリエモンの東京都への提言本。
5年たっても実現できていない現状だと、ただの未来予想を書いただけになってしまっている。
オンライン授業とか紙教科書廃止とか、役人、公務員などデジタルに弱い人が推し進めるとただの電子書籍になってしまい、根本はそういうことじゃないってなりそう。
イーロン・マスクですらテレワークを否定するようになった(出社しない社員はクビ)から、またパンデミックがおこらないと次のテレワーク推進はないかも。
眠れないほどおもしろい「密教」の謎―――驚くべき「秘密の世界」がそこに!
その他 Audible「空海」を読んで興味を持ったので「密教」についても読んでみた。
「密教」は超能力でもあり、間違った解釈をすると悪用されるので本・経典を読むだけでなく、正統な師から口伝で直接学ばなければならない。
この本を読んだところで「密教」を理解できるわけではないけど、なんとなくそういうことかくらいはわかった。
密教的な要素は、映画、ドラマなどで描かれる忍者のイメージにも含まれている。
眠れないほどおもしろい源氏物語: 千年読みつがれる“恋のドラマ”が90分で読める!
その他 Audible紫式部による『源氏物語』の解説本。
物語を時系列ではなく、登場人物ごとに紹介し、どんな人なのか、どのように描かれているかがわかる。
源氏物語の入門編、読んでみたけど誰が誰だかわからなくなった人にはいいかも。
すでに知っている人や、もっと深く知りたいという人には退屈かも。