読んだ本・聴いた本
最高のコーチは、教えない。
自己啓発 Audible野球やスポーツの指導者だけでなく、ビジネス、教育などにおいても参考になる吉井理人さん(千葉ロッテマリーンズ監督)の本。
野球がまったくわからない人にとっては実例のイメージがつきにくいかもしれない。
コーチは自身の成功体験があればあるほど、自分ができたことは人もできるという考えで教えてしまうことがよくない。
サッカーやバスケなどのように指導者ライセンスのないプロ野球は特にこういうことが多い。
その中でみずから大学院でコーチングを学び、実際の現場で試行錯誤を繰り返しながらコーチングをしているというのはとても説得力がある。
教えることは教えられる側の成長を止めてしまうこと。
よく見て、よくコミュニケーションをとって、自分自身で気づいていけるように導くことが大事。
もちろん、まったく基礎が無い人に勝手に覚えろというのは無責任なことなので、その人が今どのステージにいる人なのかを把握して、その人にあったコーチングをしていくことも必要。
世界のニュースがわかる! 図解地政学入門
その他 Kindle地政学というとわかりにくいけど、ほとんど地域別の近現代の歴史というほうがわかりやすい。
長い間なんとなくバランスとってた地域(インドや中東)をイギリスの都合でもめごとつくって、面倒見れなくなったら国連に丸投げして知らん顔しているのはひどいと思った。
React.js&Next.js超入門 第2版
JavaScript KindleReact.jsの基本から学べる本。
Next.jsは6章あるうちの1章程度。
基本的には手を動かしながら学べて、後から詳しく解説という流れなのでわかりやすい。
ただ、バグ、ミスがあるので注意。(時間がたって古くなっている情報もある)
インストールするもののバージョンは重要。
バグ、ミスを解説、修正してくれているページがあるので参考に。
https://qiita.com/SolKul/items/c2f03652267951419a2e
多少プログラミングしたことがある人であれば「”動かない” → ”データを取得できてない” → ”swrなんかおかしくない?”でバージョンか何かがおかしい」となんとなく思ってくる。
しかし、まったくの初心者だと”動かない” → ”自分には向いてない”になりそうな気がします。
プログラマの数学 第2版
Web制作 Kindleプログラマに必要な数学をクイズなどを使ってわかりやすく解説してくれる本。
論理式とか昔なんとなくやった程度だけどあらためて学習できました。
それでも難しい部分もあります。
Kindleで見たけどコントラストが低いのでカラーのタブレットとか紙の本のほうが読みやすいと思います。
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。
Webライティング Kindle著者が一定基準をもとに読んだ本でいわれている文章術をランキングにまとめた本。
誰か一人の文章術のノウハウではないので、たくさんの本を読んで「多くの人が言っていることだから正しいだろう」と自分の中に落とし込んでいくことを時短できます。
「とにかく書け」「考えてから書け」と逆のことがランキングに入っていたりするけれど、どちらがいいかは結局自分次第。
初心者向け、中級者向け、上級者向けとレベルに合わせたノウハウなわけではないので、自分で考えて自分に合わせたノウハウを実践してみていくといいと思う。
ザ・ダークパターン ユーザーの心や行動をあざむくデザイン
Web制作 KindleWebサイトでユーザーをあざむくような方法は、短期的には売上や利益を増やすかもしれないければ、長期的にみると信用を失っているかもしれない。
でも、ただ正直になるだけだと売上を下げてしまう結果にもなるので難しい。
例えば、手数料込の金額を表示して競合他社よりも高い金額だと、正直ないいお店だと思われる前に購入まですすんでもらえなかったりする。
コンバージョンは上がっても、そのあとに解約率が上がっているとか、カスタマーセンターにクレームが増えているとか、結果的に利益や信用は失っているということには注意していく必要がある。
マンガ 三国志Ⅰ 劉備と諸葛孔明
歴史 Kindle中国の歴史「三国志」の漫画版。
いろいろな例え話などでも三国志の出来事がでてきたりしてあらためて勉強になる。
なかなか文章では難しい話でも、漫画で物語になっているので楽しみながら学ぶことができる。
登場人物が多いので混乱してくるけど、全部理解しようとせず主要な人物だけ把握していればなんとかなる。
世の中の真実がわかる! 明解会計学入門
お金 Kindle序盤は自分で会計ソフト使って確定申告してる人ならだいたい分かる内容。
◆気になったところ
●クラウドファンディングで銀行が必要なくなる
・銀行なしでも将来性があれば世界中から出資を集められる
・銀行融資担当に頭を下げる必要がない
・資金が集まらなければ「よほど将来性がない」と諦めもつく
●国の借金は当たり前のもの
・国は借金だけが「お金の出どころ」
・国の借金がダメなら増税しかなくなる
・国に利益がでたらおかしい
→利益があるなら減税で国民に還元すべき
なんとなくわかってるつもりだったこともあらためて理解することができた。
ブログ歴17年のプロが教える売れる文章術 ブログライティングの教科書
Webライティング Kindleブログの書き方に特化した本。
YouTubeを「ウェブ職TV」見ている人だと、特別に目新しいことが書いてあるわけではなく、新しい知識が学べるわけでもありません。
ほんとうにはじめてで無知識の人はYouTubeから入ったほうがわかりやすいとは思います。
実際、本のなかでも「詳しくはYouTubeで」という流れになっています。
日頃、無料でYouTubeを見ている感謝や、保存用としての購入といった感じです。
まんがで身につく 孫子の兵法
自己啓発 Kindle孫子の兵法を現代のビジネスにあてはめて漫画にした本。
前半に漫画・ストーリーパート、後半には解説パートの構成。
ヴェニスの商人 (まんがで読破)
文学 Kindle日本人からすると理不尽なユダヤ人への差別がわかる物語です。
ユダヤ人も仕返しはよくないかもしれないけど、仕返ししたいと思っても仕方ないようなことをされたユダヤ人が悪人かのような表現はなんとなく違和感があります。
現代はどうなのかわかりませんが、キリスト教徒がすっきり爽快な結末なのかもしれません。
センスは知識からはじまる
その他 Kindle以前から気になってたけど読んでいなかった本がKindle Unlimitedで見つけて読んでみました。
タイトルどおり、センスは生まれつきのものと思われてるけど、知識が大事という内容。
まずセンスをよくするには普通を知っていないといけない。
普通を知るには、思い込みを捨てていろいろな情報を集めないと普通がわからない。
記者ハンドブック 第14版: 新聞用字用語集
Webライティング 書籍ブログを書く用に購入しました。
読むというよりは、「この言葉、単語はどうやって書くのが正解か、読みやすいか」というのを都度調べるという使い方をします。
ライティングのレベルアップには細かなことにこだわっていくことも大事かなという気がしています。
しいていえば電子書籍版もだしてほしいです
リア王 (まんがで読破)
文学 Kindleシェイクスピアの悲劇。
タイトルは知っていたけど内容は全然知らなかった。
王様が娘に裏切られ騙され、しかしその娘も家来に騙され、結局、戦いがあってみんな死んでしまって誰も幸せにならない。
どんな教訓があるんだろうか。
破戒 (まんがで読破)
文学 Kindle「穢多」という差別をうけている人が、父の戒めどおりずっと隠したまま生きていくか、隠さず差別が無くなるように戦うべきかの葛藤する。
WordPressオリジナルテーマ制作入門
Web制作 KindleWordPressのテーマは普段からさわっているので復習とブロックエディタの学習のために購入。
序盤はWordPressの基本からはじまり静的HTMLをWordPressに組み込んでいく過程をサンプルをさわりながら学習できます。
自分は復習なのでサンプルはさわってませんが、wp_body_openとか使っていなかった関数とかも知ることができました。
ブロックエディタは見て見ぬふりしてきていたので、読んだ内容でさわっていけると思います。
Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー[第2版]
Webライティング KindleWebサイトのちょっとした補足、注意などが大事というマイクロコピーの解説書。
問い合わせフォームや購入フォームで、ユーザーはちょっとした疑問や不安で次にすすむことをやめてしまうためこれを解消する少しの言葉が大事だと思った。
なんとなく当たり前に使っていることでも、はじめてインターネットを使うようにしてみれば何もわからないことだったりするので、コンバージョンを増やそうと思ったら、これを解消する言葉が必要です。
EFO(エントリーフォオーム最適化)にもつながってきます。
Webサイトの運営担当者なら、長い文章を勉強するより、まず少しのコピーを追加、変更していったほうがコスパがいいと思う。
会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方 [実践編]
お金 Kindle会計クイズの続編。
より実践的に決算書の読み方を勉強できます。
実際にある企業の決算書を例に、時系列での見方や競合比較との見方がわかります。
なんとなく利益だけを見てるとキャッシュ(現金)が無くなって、黒字倒産ということもおこりうることがわかりました。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
Webライティング Kindleブログの書き方を勉強するために読みました。
文章を書くときは主眼(目的)と骨子(要素・順番・軽重)を考えるが大事とのこと。
また文章は脳で意味がわかればいいわけではなく、字面(目)や語呂(耳)の感覚も重要だということがわかりました。
その他にも細かな文章の書き方が解説してあり、小中学校の国語の授業でやったほうがいいレベルの内容でした。
1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本
Web制作 書籍Googleアナリティクスの新しいバージョンGA4の解説書。
「マンガで楽しく学ぼう!」と書いてありますが、マンガは各章ごとに1ページだけでとてもマンガで学べるとは思えません。
本だけを読んでGA4を理解するのは難しく、実際にGA4をさわりながら困ったところを調べるために読む本です。
武士道 (まんがで読破)
その他 Kindle欧米などは宗教を教育の基本としているのに対して、日本では宗教をあまり教育に取り入れておらず、何をもとに教育をしているのか海外からは不思議に思われるらしい。
新渡戸稲造が考えた結果「武士道」が日本の教育の基本になっていることにたどりついた。
武士は損得勘定(お金)で、自分の信念を曲げてはならない。
士農工商は権力がある人にお金が集中しないようにする優れた制度。
現代ではなぜか権力者ではなく一般庶民の教育に取り入れられて、「自らお金を稼いではいけない」「お金を稼ぐことは悪いことだ」みたいなことになっているのはおかしいなと感じた。
これを権力者が悪用すると庶民をマインドコントロールできてしまうことにも注意が必要。
実際、戦前の日本はこうなってしまったけど、結局、根本は今でも続いている。
銀河鉄道の夜 (まんがで読破)
文学 Kindle主人公ジョバンニが友人のカンパネルラと鉄道でいろいろな銀河を旅する物語。
結局、それは死者が乗る鉄道で、カンパネルラは水難事故で死んでいた。
蟹工船 (まんがで読破)
文学 Kindle蟹工船は、缶詰工場まである蟹漁船。
一度出港すると休日も自由もほとんどない、今ではありえないような刑務所以上のブラックな環境。
労働組合とかストライキとか考えられないような人たちが集められ、ひたすら働かされる。
こういうことが横行する社会だから、共産主義に希望をもつ人が多くなるのも当たり前だなと思います。
たった1つの図でわかる! 図解経済学入門
お金 Kindleたった1つの図=需要曲線と供給曲線の図。
これだけ理解していれば経済政策とか難しい話だけでなく一般的に買い物するものの値段もこれで説明ができるとのこと。
需要と供給とよく聞くことではあるけど、あらためて学ぶことができた。