「みんなの銀行ってあやしくない?デメリットはないの?」
「みんなの銀行の口座開設するにはどうしたらいいの?」
こんな悩みにお答えします。
みんなの銀行は、ふくおかフィナンシャルグループという上場企業が運営する新しい銀行(デジタルバンク)であるため、何かあやしいサービスではないかと心配する必要はありません。
また、口座をつくるだけで放置していたら口座管理手数料がかかるというようなデメリットはありません。
しいてデメリットをあげるのであれば、
- スマホでしか口座開設、管理できない (PC不可)
- 15歳未満、外国籍、海外居住者は口座開設できない
- デビットカード(キャッシュカード)のリアルカードがない
- 振込手数料、ATM手数料は普通にかかる ※非会員の場合
(2023/3/1更新)25歳以下はATM出金手数料・他行振込手数料が月3回まで無料になりました マネーフォワードで口座連携できない
(2022/11/12更新) 2022/11/8からマネーフォワードと連携できるようになりました金利は大手銀行並みの0.001%
(2022/5/28更新) 金利0.1%(プレミアム:0.3%)に引き上げられました
当初デメリットだったことも徐々に解消されていっています。
デメリットは普通の銀行を基準に考えている人が思うことで、これからの時代にはメリットになることもあります。
手数料は月額600円を課金することで無料になります。
口座開設はスマホアプリからのみです。
「紹介コードがない」という人はこちらの紹介コードを使ってください。
紹介コード:HQaabMww
この記事では、以下について解説します。
- みんなの銀行とは
- みんなの銀行のデメリット
- みんなの銀行のメリット
- みんなの銀行の口座開設手順
記事を読み終えると、メリット、デメリットを理解し、安心してみんなの銀行新規口座開設をすることができます。
【2022/11/12追記】
みんなの銀行プレミアムの無料期間がこれまで1年間だったのが6ヶ月間に変更されました。
【2023/3/1追記】
25歳以下はATM出金手数料・他行振込手数料が月3回まで無料になりました。
プレミアム会員になると、
「無利子でお金が借りられる」(審査あり)
「手数料が無料になる」
「金利がアップする」
などの特典があります。
みんなの銀行とは
今までにないデジタルバンク(ネットバンクではない)
みんなの銀行は、2021/5/28に開業した新しい銀行です。
実店舗はなくスマホだけですべてが完結することができます。
「インターネットだけの銀行なら今までもネットバンクがいくつもあるのでは?」
と、思われる人が多いと思います。
既存のネットバンクは、従来からある店舗型銀行のサービス、システムはそのままで、店舗や人員などのコストをなくしただけの銀行です。
そのため、システム的には画期的なサービスなどをかんたんには取り入れられないということがありました。
おもなネットバンク(ネット銀行)
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- auじぶん銀行
- ソニー銀行
それが、みんなの銀行(デジタルバンク)は、既存のシステムをすべてリセットし、ゼロからやりたいことをつくっていくという考え方で設立された銀行です。
そのため、今までの銀行になかったサービス、考え方が取り入れられており、今後もさらに良いサービスを追加していくこともスピーディーに行えるとのことです。
みんなの銀行をおすすめする人は、以下のような人です。
- 新しいもの、サービスが好きな人、興味がある人
- スマホだけですべてのお金の管理をすませたい人
- サブスクを払って、50,000円の立て替えを受けたい人
気になる人はみんなの銀行の公式サイトもご覧ください。
みんなの銀行のデメリット
他銀行と比べて違う点、良いわけではない点をデメリットとしていますが、デメリットと感じない人もいます。
口座開設するだけならお金がかからないどころか今なら1,000円がもらえます。
スマホでしか口座開設、管理できない (PC不可)
口座開設、入出金管理など銀行の機能のすべてをスマホすることができます。
「パソコンで操作したい」と思っている人にはこれがデメリットで、パソコンアプリがありません。
パソコンで操作をする必要がないくらいスマホアプリでの操作がしやすいということもいえます。
人によってはこれはメリットかもしれません。
個人的にはパソコンでも管理できるようにしてもらって、好みで選択できるようになるのがいいのかなと思います。
15歳未満、外国籍、海外居住者は口座開設できない
みんなの銀行は誰でも無制限に口座開設できるというわけではありません。
みんなの銀行の口座開設ができる人は以下にあてはまる人になります。
- 個人
- 15歳以上
- 日本国籍
- 国内居住者
従来の銀行だと新規口座開設に手数料がかかることもある時代なので、15歳未満でもみんなの銀行の口座開設したいという人は多くいるでしょうし、みんなの銀行としても今後の口座開設のターゲットにしていきたい世代だと思います。
法律やいろいろな問題があるのかもしれませんが、今後、年齢制限は引き下げていくのではないかと思います。
外国籍、海外居住者は犯罪などに関係しやすいので、こちらの制限がなくなることは難しい気がします。
デビットカード(キャッシュカード)のリアルカードがない
通常の銀行にある通帳やキャッシュカードは発行されません。
デビットカード(JCB)が発行されますが、これもリアルカードではなくスマホのアプリ内に口座番号などが存在するだけのバーチャルカードです。
キャッシュカードを持ち歩く必要がなく、ATM入出金もスマホだけでできるのでとても便利です。
ちなみに、デビットカードは銀行口座から直接引き落としされるカードです。
ATMから現金を引き落とす必要なく、クレジットカードのように使えます。
キャッシュカードを紛失してしまうことはなくなりますが、スマホを紛失しなくてもスマホが壊れたり充電が切れるだけでも何もできなくなってしまいます。
スマホをつねに使える状態にしておかないと、お金の入出金ができなくなることには注意しないといけません。
振込手数料、ATM手数料は普通にかかる ※非会員の場合
みんなの銀行は、無料会員だとATM手数料や振り込み手数料は大手銀行と同レベルでまったくお得ではありません。
こういった手数料を無料にしたり便利なサービスを使うには月額600円のサブスク課金が必要になります。
みんなの銀行は、このようにできるだけ多くの有料会員を集め月額会費で利益をだしていくビジネスモデルになっており、従来の銀行とはこの点が大きく違います。
サブスクで月額600円なので、いつでも解約できます。
会員を多く集めたらサービスを改悪したり、会員をだますようなことをすると、あっという間に会員が減っていきます。
この点から、今後のサービスにも手を抜かず期待が持てるのではないかと思います。
2023/3/1から25歳以下はATM出金手数料・他行振込手数料が月3回まで無料になりました。
これにより25歳以下にはかなり便利で使い勝手のいい銀行になったといえます。
みんなの銀行のメリット
デザインがおしゃれ
みんなの銀行のアプリは白黒で統一されており、イラストがとてもおしゃれな感じです。
従来の銀行サイトのようなお堅い企業サイトのような雰囲気はありません。
みんなの銀行のデザインについては、公式noteで解説されています。
お金の管理をしやすい
みんなの銀行は、ひとつの口座をつくるだけで複数の用途ごとに仕分けることができます。(Box)
そんなにたいした機能ではないような気もしますが、今までは用途ごとに仕分けたいと思ったときには銀行口座を分けて〇〇銀行は給料入金用とか、✕✕銀行は貯蓄用とか仕分ける必要がありました。
こんなかんたんにできそうで、できていなかったことをみんなの銀行は実現してくれています。
2021年6月から、住信SBIネット銀行 でも「目的別口座」が作成できるようになっています。
また、みんなの銀行だけでなく、他銀行口座も連携してお金の管理をすることができます。(Record)
この機能はマネーフォワードの技術を使ってつくられています。
実際に連携先を追加するときの画面がマネーフォワードのブラウザ画面にリンクしています。
家計簿アプリのマネーフォワードなので、サブスクで競合してしまうように思いますが、みんなの銀行のサブスクの一部がマネーフォワードに支払われるようになっているのでしょうか?
業務提携しているのに、マネーフォワードではみんなの銀行を連携できないのは、「なんだかなあ」という感じがします。
以下のカテゴリから連携ができます。
- 銀行
- クレジットカード
- 電子マネー
今のところ証券口座は連携できないので、今後のアップデートに期待します。
2022.11.08、マネーフォワードでみんなの銀行の連携ができるようになりました。
徐々にですが、デメリットと思われていたことが更新されていっているところも良いところです。
逆にマネーフォワード側が無料会員の連携数を制限することになったので、無料でマネーフォワードを利用していた人には関係ない話になってしまったかもしれません。
スマホだけですべてのサービスが完結する
みんなの銀行は、パソコンがなくても振り込みなどの操作がスマホで操作しやすくできています。
パソコン操作が慣れている人にはデメリットかもしれませんが、スマホしか持っていないという人にはとても便利でメリットといえます。
無利子で50,000円が借りられる (月額600円で)
プレミアム会員になる必要がありますが、50,000円を無利子で立て替えてもらうことができます。
言い換えると借金ですね。
このカバー(Cover)という機能はプレミアム会員になるだけでなく、審査が必要になります。
上限が50,000円までなので、借金のように利息で雪だるま式にどんどん増えていくということはないですが、考え方は同じように考えたほうがいいです。
1年後からは会費600円を必ず払っていかないといけません。
50,000円を借りたままで会費600円の支払いをしていかないと、おそらくブラックリスト入りし、ローンなどができなくなる点は注意が必要です。
お友だち紹介プログラム
新規でインターネットサービスがはじまるときにはお決まりですが、まずは圧倒的なシェア、会員数を獲得することが大事になってきます。
そのため、バラマキともとれる「お友だち紹介プログラム」というキャンペーンが実施されています。
ここまでで、「みんなの銀行、わざわざつくる必要ないな」と思った人も、「ちょっと小遣い稼ぎしようかな」と思える金額を稼ぐことができます。
少なくとも無利子で5万円借りられることより、少し努力すれば5万円以上がもらえる可能性があるので大きなメリットです。
- みんなの銀行 お友だち紹介プログラム
誰かの紹介コードを使って口座開設すると1,000円がもらえる
まず新規口座開設するときに、誰かの紹介コードを入力することで必ず1,000円がもらえます。
「口座開設だけじゃなくて、有料サービス入るのが条件とかあるんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、条件はまったくありません。
月額600円のプレミアムサービスに入るかどうかは絶対条件ではありません。
みんなの銀行の口座開設はこちらから。
口座開設はスマホからしかできません。
「紹介コードがない」という人はこちらの紹介コードを使ってください。
紹介コード:HQaabMww
自分が友だちを紹介して最大30万円がもらえる(200人を紹介)
口座開設すると今度は自分が誰かを紹介することができます。
誰かが自分の紹介コードを使ってくれると、紹介したほうにも一人につき1,000円がもらえます。
この紹介の上限は30万円(200人)です。
これは結構大きいですよね。
友だちを紹介する側になっても、紹介コードを使って口座開設してもらうだけで1,000円がもらえます。
条件はありません。
SNSのフォロワーの多いインフルエンサーならあっという間に上限までいってしまうかもしれません。
そこまでではない人でもうまくやれば、いい小遣い稼ぎになると思います。
あまり強引なすすめ方をすると嫌われるので、デメリットがないことをうまく説明して友だちに紹介しましょう。
ただし、「お友だち紹介プログラム」は予算が決まっているので、現在の条件は変更されたり、終了してしまうことがあります。
「お得に口座開設したい」「紹介料をたくさん稼ぎたい」という人は、できるだけ早く口座開設して、友だち紹介をはじめてください。
みんなの銀行のお友だち紹介プログラムの注意事項については以下の記事で解説しています。
みんなの銀行 お友だち紹介プログラムの注意事項を解説【キャンペーン】
みんなの銀行のキャンペーン「お友だち紹介プログラム」の注意事項について知りたいですか?この記事では、みんなの銀行のお友だち紹介プログラムについて、注意事項についてを解説しています。ぜひご覧ください。
金利が大手銀行より高い0.1% (プレミアム会員は0.3%)
金利は大手銀行並みの0.001%でまったく魅力的な金利ではありません。
みんなの銀行は多くの預金を集めることが目的ではなさそうなので、ここに力を入れることはなさそうです。
2021/11/26に金利が0.001%から0.03%に引き上げられました。
これにより条件無しでは比較的金利の高い銀行となりました。
2022/5/28に金利が0.03%から0.1%に引き上げられました。
これによりネット銀行の中でも金利の高い銀行となりました。
一般的な大手銀行より100倍高い金利になったので、預けておくだけでもメリットがあります。
ただ、他により金利の高いネット銀行はあるので、すでに多くの預貯金がある人は別の金利の高い銀行に預金するか、証券口座で株や投資信託に投資したほうがいいです。
さらに、プレミアム会員だと金利が0.3%になります。
金利0.3%は、あくまで月額600円を課金したうえでの金利なので、この課金を差し引かないと他銀行との比較はできないので注意してください。
銀行名 | 金利 | 条件 |
---|---|---|
みんな銀行 | 0.3% (通常:0.1%) | プレミアム会員600円 |
あおぞら銀行 BANK | 0.2% | 無条件 |
auじぶん銀行 | 0.2% (通常:0.001%) | au PAY アプリ と連携 au PAY カード の引落とし auマネーコネクト 設定 |
GMOあおぞらネット銀行 | 0.11% (通常:0.001%) | GMOクリック証券と連携 |
楽天銀行 | 0.1% (通常:0.02%) ※2022/4/1~ 300万円以上は0.04% |
楽天証券と連携 |
イオン銀行 | 0.1% (通常:0.01%) | イオン銀行Myステージによって |
東京スター銀行 | 0.1% (通常:0.001%) | 給与振込先に指定 |
※金利や適用条件は変更になることがあります。
預金額 [円] | 年利息額 [円] | 年課金額 [円] | 年損益額 [円] |
---|---|---|---|
1,000,000 | 2,390 | 7,200 | -4,810 |
2,000,000 | 4,780 | 7,200 | -2,420 |
3,000,000 | 7,170 | 7,200 | -30 |
4,000,000 | 9,560 | 7,200 | 2,360 |
5,000,000 | 11,950 | 7,200 | 4,750 |
6,000,000 | 14,340 | 7,200 | 7,140 |
7,000,000 | 16,730 | 7,200 | 9,530 |
8,000,000 | 19,120 | 7,200 | 11,920 |
9,000,000 | 21,510 | 7,200 | 14,310 |
10,000,000 | 23,900 | 7,200 | 16,700 |
預金額 [円] | 年利息額 [円] | 年課金額 [円] | 年損益額 [円] |
---|---|---|---|
1,000,000 | 700 | 0 | 700 |
2,000,000 | 1,400 | 0 | 1,400 |
3,000,000 | 2,100 | 0 | 2,100 |
4,000,000 | 2,800 | 0 | 2,800 |
5,000,000 | 3,500 | 0 | 3,500 |
6,000,000 | 4,200 | 0 | 4,200 |
7,000,000 | 4,900 | 0 | 4,900 |
8,000,000 | 5,600 | 0 | 5,600 |
9,000,000 | 6,300 | 0 | 6,300 |
10,000,000 | 7,000 | 0 | 7,000 |
預金額 [円] | 年利息額 [円] | 年課金額 [円] | 年損益額 [円] |
---|---|---|---|
1,000,000 | 1,500 | 0 | 1,500 |
2,000,000 | 3,000 | 0 | 3,000 |
3,000,000 | 4,500 | 0 | 4,500 |
4,000,000 | 6,000 | 0 | 6,000 |
5,000,000 | 7,500 | 0 | 7,500 |
6,000,000 | 9,000 | 0 | 9,000 |
7,000,000 | 10,500 | 0 | 10,500 |
8,000,000 | 12,000 | 0 | 12,000 |
9,000,000 | 13,500 | 0 | 13,500 |
10,000,000 | 15,000 | 0 | 15,000 |
みんなの銀行は、多くの余剰資金を預けたり、金利に期待して放置する銀行ではなく、普段使いの銀行として日常的に使うことがおすすめです。
みんなの銀行は、金利もメリットのある銀行になりました。
普段使いの銀行として日常的に使うことがおすすめです。
プレミアム会員だと月額600円(年額7,200円)かかるので、金利の計算すると損してしまうように思いますが、振込手数料やATM手数料が無料になることは別途考えないといけないです。
考え方を変えると月額600円課金していても、300万円預金していれば月額無料でプレミアム会員になれるという考え方もできます。
すぐ下から口座開設手順を解説しています。
みんなの銀行の口座開設手順
みんなの銀行の口座開設はスマホだけで完結できます。
書類の郵送や印鑑なども必要ありません。
正直、そんなに難しくないので手順を解説する必要はほとんどありません。
「操作方法が不安だな」
という人は、この手順に操作にそって開設手続きをすすめてください。
iPhone11のスクリーンショットなので、別機種やAndroidだと多少見た目が違うかもしれません。
画像をクリックすると拡大され、横スクロールでも見られます。
スマホで「みんなの銀行」アプリをダウンロードします。
まとめ
みんなの銀行について解説しました。
みんなの銀行のデメリットは以下のようなことがあります。
- スマホでしか口座開設、管理できない (PC不可)
- 15歳未満、外国籍、海外居住者は口座開設できない
- デビットカード(キャッシュカード)のリアルカードがない
- 振込手数料、ATM手数料は普通にかかる ※非会員の場合
(2023/3/1更新)25歳以下はATM出金手数料・他行振込手数料が月3回まで無料になりました マネーフォワードで口座連携できない
(2022/11/12更新) 2022/11/8からマネーフォワードと連携できるようになりました金利は大手銀行並みの0.001%
(2022/5/28更新) 金利0.1%(プレミアム:0.3%)に引き上げられました
みんなの銀行をおすすめする人は、以下のような人です。
- 新しいもの、サービスが好きな人、興味がある人
- スマホだけですべてのお金の管理をすませたい人
- サブスクを払って、50,000円の立て替えを受けたい人
口座開設はスマホアプリからのみです。
「紹介コードがない」という人はこちらの紹介コードを使ってください。
紹介コード:HQaabMww
SNSなどではみんなの銀行のなりすましや、みんなの銀行を利用した二次キャンペーンをしている人はいるので、こういったことには気をつけましょう。