- 「ピクスタで写真が売れない」
- 「どうすれば売れるかわからない」
この記事は、こんな悩みがある人に向けて書いた記事です。
- どんな人がどんな写真を買っているか
- どうすれば売れやすくなるか
この記事では、こんなことがわかります。
写真の技術的なことは書いていません。
- 目次
結論:購入する人のニーズにあった写真を売る
すごく当たり前のことですね。
それが詳しくわからないと思うので詳しく説明していきます。
前提として、売れないと悩んでいる人は
- クリエイター登録できている
- 写真を登録審査はとおっている
こういった最低限の写真を撮ることはできる人だと思うので、写真の細かい撮り方等はスルーします。
ニーズを知る方法
まずニーズを知る方法をピクスタが用意してくれています。
- PIXTA Channel クリエイター向け情報サイト
- 「PIXTA Channel」では、過去のデータから2,3か月後に向けて売れるだろう作品のキーワードや、先月の売上ランキングを紹介してくれたりしています。
その他、写真の技術的な情報や、セミナーの開催情報等を知ることができます。
- PIXTA analytics
- 「PIXTA analytics」はログインしないと見ることができませんが、直近の30日以内、7日以内、前日のキーワード、販売コンテンツがわかります。
「PIXTA Channel」のランキングよりも早くデータを解析することができます。
こういった、データで実際に売れている作品、検索されているキーワードから、売るべき商品や商品の特徴を分析していくことができます。
ニーズを考えてみる
まず、ピクスタの購入価格から見ていきます。
- 単品購入 (¥550~)
- 定額制プラン (画像10点 / 月 ¥6,380 / 月~)
一般の個人が写真1枚にお金をかけて買うとは思えません。
副業ブロガーでもよっぽど稼いでいないと、小遣い稼ぎにコストをかけることもないでしょう。
ということは、写真を買うことも経費にできる会社や、仕事で使う必要がある人ということになります。
どのように利用されるか
- どんな人が買うか
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- Web制作会社
- デザイン会社
- 印刷会社
- 個人のデザイナー
- どんなことに利用するか
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- Webサイト
- テレビ
- 印刷物全般 (ちらし・雑誌・パンフレット)
- 看板
テレビや雑誌等を見ていても、ピクスタで購入された写真が使われていることをよく見ます。
同じような写真、同じモデルがどこでも見かけます。
Webサイトの画像の使い方、ちらしの画像の使い方を見ていると、どのような画像が使われるのかわかってきます。
「適度にテキストを入れるスペースがある写真がいいかな」
「表情がわかる人物が写っている写真がいいかな」
ということがわかってくると思います。
ニーズをうまく考えられない場合
考えるのが苦手な人は実戦あるのみです。
- 毎月限度いっぱいたくさん作品を登録しつづける
- やっぱり、作品数が少ないと買う人のニーズに合う可能性は低くなります。
とにかく、どんどん作品登録していけば、買う人のニーズと一致する作品が見つかる可能性が高くなります。
- 利益を度外視する
- 写真を売りたいのにおかしな話ですが、まずは利益ではなく、実績や知名度を上げていくほうに力を入れていきます。
これをもう少し説明すると
無料素材に応募する
(c)hashiiiii - 画像素材 PIXTA -
ピクスタは基本的に有料販売しかされていないのですが、定期的に一部の作品だけ無料素材として販売されることがあります。
無料素材は応募して採用される必要がありますが、採用された場合、ピクスタのトップページ等に表示されます。
そこで作品を認められれば、プロフィールを見にきてもらえて、お気に入りクリエイターにしてくれるかもしれません。
自分も一度、無料素材に採用されたことがあるのですが、この作品だけアクセス数が3000以上になっています。
その他の作品は多くて1500アクセスです。
作品を定額制販売で登録する
(c)hashiiiii - 画像素材 PIXTA -
「なかなか写真が売れない」
という人は、写真を登録するとき、定額制販売をOFFにして登録していませんか?
写真の獲得クレジットを見ると「0.25クレジット(約25円)しかもらえないから定額制販売はやめておこう」という人が多いと思います。
自分もそうでした。
何の販売実績もないうちに、単品販売だけにしてしまうと、単純に写真が見られる機会が減ってしまいます。
写真を購入してくれるデザイン会社等はおそらく定額プランに入っている可能性が高いです。
売れさえすれば、少しずつでも実績は確実に積み上げることができます。
定額制販売することで、定期的に購入してくれる会社、人が増え、よいサイクルができていきます。
また、「売れた」という実績とともに、売れた写真の分析ができます。
「あー、こんな写真が売れるんだ」
と、売れた写真、売れていない写真を見比べることで、ニーズに気づいていくことができると思います。
プロカメラマンとの比較だとあまり現実身がないので、自分の写真との比較なら自分の実力なりの比較ができると思います。
最小販売サイズをSにする
(c)hashiiiii - 画像素材 PIXTA -
定額制販売にすれば販売サイズは関係ないです。
定額制販売でよく売れる作品がわかったら単品販売に切り替えていきたくなると思いますが、その場合も定額制販売と同じようにSサイズからはじめたほうがいいと思います。
作品がいいから売れているわけではなく、「定額制だから」、「安いから」という理由で購入されているという可能性もあります。
いきなりLサイズ、XLサイズにしてしまうとまったく売れなくなるかもしれません。
ちなみに、写真のサイズは、Webでは読み込みが遅くなるので過剰に大きな画像は必要ありません。
逆に、印刷物の場合は、とても大きなサイズでないとあらい写真になってしまいます。
ざっくり、以下のような感じです。
- Mサイズ以下 … Web
- Lサイズ以上 … 印刷物
タグをしっかりつける
最後に、どこでもいわれていることですが、タグをしっかりつけるということです。
写真の名称だけでなく、写真から連想されるイメージや色、思いつく限りなんでもつけたほうがいいです。
ただ、イメージを広げすぎてウソはいけないので注意が必要です。