「Amazonビジネスってどうなの?」
「Businessプライム、請求書払いは必要?」
こんな悩みにお答えします。
実際に、1年ほどAmazonビジネス、Businessプライムを使ってみました。
結果的に、ほとんど購買がないWeb制作の個人事業主には不要でした。
クレジットカードを個人用・事業用で分けることで経費は整理できると判断しました。
Amazonビジネスをおすすめする人(個人事業主)はこんな人です。
- Amazonの購入履歴を個人用と事業用で完全に分けたい人
- クレジットカードを持っていない人
- 法人割引・数量割引でお得に購入したい人
- 複数人で購買管理をしたい人
この記事では、以下のことについて解説しています。
- Amazonビジネスを個人事業主が1年使ってみた
- Amazonビジネスの特徴
- Businessプライムの特徴
記事を読み終え、Amazonビジネスに登録することで、経費削減や購買業務の効率化がはかることができます。
- 目次
Amazonビジネスを1年使ってみた
目的
Amazonビジネスをアカウントをつくろうと思った目的は、
- 個人と事業の決済を分けたい
- 請求書払いをつかいたい
ひとりでWeb制作をしているので、仕入れ業務はありませんし、ときどき事務用品や消耗品、PC周辺機器を購入する程度なので、購買業務、管理が大変だったというわけではありません。
ただ、個人のクレジットカードを利用して決済していたので、個人と事業の購入履歴がごちゃまぜなのが、帳簿管理に面倒だと思っていました。
実際に使ってみて
実際に使ってみての感想はこんな感じです。
- 個人と事業のアカウントを切り替えるのが面倒
- 請求書払いは、クレジットカード決済ができない
- 請求書払いは、毎月、手動で銀行振込をしないといけない
- 個人と事業の使い分けは、クレジットカードを使い分ければいいのでは?
よく調べずにはじめた自分のせいなのですが、請求書払いをクレジットカードで決済できないことをあとから知りました。
これが結構、面倒で毎月1日にAmazonからメールで送られてくる請求書の金額を確認し、その金額をAmazon指定の口座へ振り込みます。
どの銀行から振り込んでもいいですが、ネット銀行からでないととても面倒です。
面倒だけならいいのですが、自動引き落としもないので、振り込み忘れということも考えられます。
幸い振り込み忘れをすることはありませんでしたが、もし、振り込み忘れてしまうと信用情報にキズがついてしまうかもしれません。
ここは十分注意が必要です。
最近気づいたのですが、請求書払いではなくても、複数のクレジットカードで1枚を事業用とすれば同じことになるかなと思います。
クレジットカードを使い分けることによって、Amazonビジネスで請求書払いをしての購入はしなくなってしまいました。
クレジットカードを個人で利用している人や、クレジットカードを持っていない個人事業主は、事業用としてクレジットカードをつくると経費精算の業務が楽になると思います。
個人事業主の場合は、サラリーマンよりも審査が厳しいです。
どんなクレジットカードでもいいのですが、Amazonのクレジットカードであればポイント還元などでお得です。
- Amazon.co.jpでのお買い物2%還元
- 初年度年会費無料
※Amazonでの買い物があれば2年目以降も無料です。 - 5,000ポイント プレゼント
Amazonビジネスの特徴
Amazonビジネスの特徴を解説していきます。
法人・個人事業主なら無料でアカウントをつくることができる
Amazonビジネスは、無料で登録することができます。
ただし、誰でも登録できるわけではなく、法人か個人事業主にかぎられます。
法人価格・数量割引がある
わかりやすいメリットで法人価格・数量割引で購入することができます。
業務に必要な資材や備品を一般のAmazonより安い価格で購入することができ、まとまった数量を購入する場合はさらに割引されることもあります。
請求書払いができる
請求書払いは別で申請・審査が必要です。
請求書払いは、月末締めでその月に購入したものをまとめて請求書が送られてきます。
翌月中に指定の銀行口座へ振込する必要があります。
請求書払いをクレジットカードで決済することができません。
この点は注意が必要です。
個人的には、毎月、自分で銀行振込をしないといけないことが面倒だなと思いました。
「個人と事業の口座を分けたい」という目的の場合は、クレジットカードを複数使い分けることで解決できることなのかなと思います。
複数ユーザーでの購買管理できる
従業員のいない個人事業主であれば必要ありませんが、従業員がいて複数人で購買をしているような仕事の場合は便利だと思います。
同じものを発注してしまったとか、必要以上の数量を発注してしまったなどのミスを少なくすることができると思います。
Businessプライムの特徴
Businessプライムの特徴を解説していきます。
送料が無料になる
ひとりの個人事業主であれば、送料無料目的以外にBusinessプライムを登録する必要はほぼありません。
実際に購入する回数や金額などを考慮して、Businessプライムが必要かどうかを判断したほうがよいでしょう。
年会費がかかる
年間の購入金額と送料で計算し、「まったく購入しなかった」ということがなければ、ほとんどの場合はデメリットにはならないでしょう。
複数人で購買管理する場合は、人数によって年会費が違うので、送料だけでなく、業務効率も考慮して登録するプランを検討する必要があります。
年会費は、ユーザー数によって異なり、以下のようになっています。
プラン | ユーザー | 金額 |
---|---|---|
DUO | 1ユーザーまで | ¥ 2,450/年 税込 |
ESSENTIALS | 最大3ユーザーまで | ¥ 4,900/年 税込 |
SMALL | 最大10ユーザーまで | ¥ 13,500/年 税込 |
MEDIUM | 最大100ユーザーまで | ¥ 37,800/年 税込 |
UNLIMITED | 無制限 | ¥ 270,000/年 税込 |
事業経費にできる
ビジネスアカウントのBusinessプライムであれば、個人利用する特典などは含まれていないため事業経費として100%計上して問題無いでしょう。
個人アカウントのAmazonプライムの場合は、商品購入時の送料無料だけでなく、以下の会員特典を使うことができます。
- Prime Video
- Prime Music
- Prime Reading
- Amazon Photos
- Prime Wardrobe
まとめ
Amazonビジネス(Businessプライム)について解説しました。
- クレジットカードを持っていない個人事業主には請求書払いが便利
- 個人と事業の決済を分けるだけなら、複数のクレジットカードを使い分ければいい
- Amazonの購入履歴まで個人と事業で分ける必要があればAmazonビジネスアカウント登録が必要
- 購買が多い事業であれば、Amazonビジネスで法人割引や数量割引で経費削減ができる
- 購買が多い事業であれば、Businessプライムで送料無料にできる
Amazonビジネスに登録すると、法人価格、数量割引により経費削減ができ、購買業務の効率化がはかることができます。