「電気代が高いのでなんとかしたい」
「どうやったら電気を節約できるの?」
2023年1月の電気料金が高かったので、節電対策をし電気使用量35.7%の節約に成功しました。
基本的に面倒だったり、我慢が必要なことはしていません。
実際にやったことは
- 電気の使用量を把握する
- サブ冷蔵庫のコンセントを抜く
- オイルヒーターのタイマー設定を見直す
- 電気料金を把握する
最近は燃料調整額の増額や単価の値上げで金額の増減は調整が難しいですが、電気使用量はリアルタイムで見えるようにしておけばコントロールできます。
この記事を読むことで、どんな節電をすれば、どの程度電気使用量を削減できるかがわかります。
実際にやった電気の節約(節電)対策
対策前の2/1 23.0kWhと、対策後の2/7 14.8kWhを比較すると、およそ35.7%節電できたことになります。
電気料金はいろいろな料金プランがあり単純な比較が難しいので、電気使用量で比較します。
電気の使用量を把握する
電気料金の請求がくるのを待って、1ヶ月単位で電気使用量を見ていては対策が難しいので、リアルタイムで電気使用量が確認する必要があります。
いちいち屋外の電力メーターを見にいくのは現実的ではないので、スマートメーターを使って確認します。
自宅の電力メーターがスマートメーターになっていない場合は地域の電力会社に問い合わせてください。
順次、電力会社が交換をしていますが、希望すれば早く交換してもらえます。
スマートメーターになっていれば契約している電力会社のホームページなどから確認できます。
中部電力の場合は1~2時間遅れでの反映になりますが、これでも1ヶ月に1回しか気にしないよりはだいぶマシです。
電気の見える化ができていると意識が変わり、見ているだけでもおもしろく感じられます。
ただ中部電力の場合、ログイン状態が切れるまでの時間が短いので、毎回見るたびにログインしないといけないのがやや面倒です。
スマートメーターから直接スマホに電気使用量を受信できる「Nature Remo E lite」を購入することがおすすめです。
購入には約1,5000円ほどかかりますが、意識を変えて月1,000円でも節電できれば1年ほどでもとをとれます。
地域の電力会社にBルートサービス申し込みID,パスワードを取得することが必要ですが、サービス利用は無料です。
似たような名前の「Nature Remo E」という製品がありますが、これは太陽光発電やエコキュートなど、発電や売電の管理ができるもので「Nature Remo E lite」よりも高い価格になっています。
「電気料金だけわかればいい」という人は「Nature Remo E lite」で大丈夫です。
サブ冷蔵庫のコンセントを抜く
家には2台冷蔵庫があり、1台は食材など、もう1台はドリンクなどが入っていいるだけでした。
正直、冬にそんなにキンキンに冷やす必要はないですし、スペースが空いていると不必要にストックのドリンクを何本も入れている状態です。
少なくとも夏場以外はサブ冷蔵庫は使わなくても困らないので、コンセントを抜きました。
コンセントを抜くだけなので何の努力もいらないのですが、保守的で現状維持をもとめる家族の抵抗がいちばん面倒で労力をつかいます。
そこをなんとか説得、強行で乗り切りました。
電気使用量を1時間単位で見ても削減できている実感があまりないですが、1日単位で見ると約2kWh削減できました。 (これで約1,500円/月の節電)
なんとなく24時間電源が入りっぱなしの冷蔵庫の電源を抜くと節電の効果が大きく実感できます。
コンセントを抜かないまでも、強→中、中→弱など設定を変更するだけでも効果があります。
一度、コンセントを抜いてしまえば、以後はなんの我慢も努力も必要ないので、サブ冷蔵庫がある人はほんとうに必要なのか検討してみてください。
冷蔵庫のコンセントを抜く際は、水漏れなどに注意してください。
オイルヒーターのタイマー設定を見直す
毎日の電気使用量を見ていると、毎日同じ時間に電気使用量が上がっていました。
家族が起きている時間だけでなく、早朝のまだ寝ている時間にも電気使用量が増えています。
最初はトイレの暖房便座が原因かと思いましたが、よくよく調べていくと自分が出入りしない部屋(ほとんど猫の部屋)のオイルヒーターが原因でした。
旧式のデロンギのオイルヒーターでアナログみたいなタイマーを一度設定すると毎日同じ時間に動きだし、同じ時間に止まるという設定です。
これのよくないところは、まったく温度管理をしないので、温かい日でも寒い日でも、冷えた部屋でも十分暖まった部屋でも設定時間どおりに動いて、弱くなったり、止まったりしてくれません。
1日4回8時間ほど動いていた設定を1日2回4時間ほどに設定を見直しました。
猫に我慢をさせているかもしれませんが、これは仕方ありません。
オイルヒーターは、室内の空気を汚さない、乾燥しない、音がしないといったメリットはありますが、電気代でいえばデメリットになるので、別の暖房機器や温度管理があるものに買い替えも検討したほうがよさそうです。
これで1日約6kWh削減できました。 (これで約4,500円/月の節電)
電気料金を把握する
さらに電気料金をおさえるためには、自分の生活スタイルと料金プランがあっているか確認する必要があります。
今の電力会社の料金プランを変更したり、電力会社自体をのりかえすることで電気料金をおさえることができます。
電力の市場価格と連動するプランだと余計に電気料金が高くなる可能性もあるので、プラン変更、電力会社ののりかえはしっかりシミュレーションをしてからするようにしてください。
電気の比較ならエネチェンジ
まとめ
実際にやった電気の節約、節電対策を紹介しました。
実際にやったこととやったほうがいいこと
- 電気の使用量を把握する
- 効果が大きく、面倒ではないことを対策する
- 電気量は少なくても24時間動いているもの(冷蔵庫など)
- 一時的に大きな電気を使うもの(暖房など)
- 生活スタイルを見直す
- 電気料金プラン、電力会社のりかえを検討する
まずは何にどれくらい電気を使っているか把握することが大事です。
「あてずっぽで無駄な努力をしない」「継続できない面倒なことや我慢をしない」ことで効果のある節電ができます。